「タバコの現在の効用?」



1.大人の気分、かっこよさを求めて
「明日病気になるのを心配するより、今日の自分が高く評価される(もてた)方が良い 」と考える人は少なからずいます。 タバコ広告は、タバコを吸う人は「男らしい、かっこよい、仕事のできる女(キャリア ウーマン)、ゆとりがある人」であると知らせようとしているようです。 このイメージが本当なら、これはタバコの利点です。タバコは映画や演劇の小道具として 要所要所に使われてきました。タバコに無防備だった時代には、タバコの吸いかた一つ で感情を表現したり個性を引き出すものとして強烈な力があったと思われます。ちょう ど今あこがれるブランド品や特定のスニーカーのような役割、それ以上のものがあった のでしょう。その時代には総じてタバコは肯定的なイメージとして受け取られ、時代文 化の一翼を担っていたのです。タバコを吸うお父さんたちはその時代をみながら大人になっていったのです。


2.冒険を求めて
好奇心があると本当はいけないことでも、ちょっと試してみたい。酒では飲んだ事がす ぐ判ってしまう、でもタバコは吸っても吸いがらがなければわからない!喫煙は大人に わからずに試すには都合の良いもののようです。そんなことで吸った人もあるかも知れ ません。

でも気をつけてください。

たばこの煙は服や髪の毛について、わずかな臭いがします。口の中にはもっと強いにお いが残ります。ヘビースモーカーと呼ばれるタバコをたくさん吸う人は歯やタバコを 持つ手がタバコのヤニで黄色く染ってしまうほどです。外国では中学生でもすこし親し くなるとキスをすることが自然に行なわれます。顔を近づけると口からたばこ臭いにお いがするので、その時にタバコを吸わない多くの人は不快な気持ちになります。これは 北欧のフィンランドの話しですが、その臭いのためにタバコを吸う人はボーイフレンドやガール フレンドに恵まれないことになります。タバコを吸ったり吸おうと思っている彼や彼女 が、それ以上に異性にもてたいと思ったらタバコを捨てることになります。

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3.間接税としてお金を集めやすい
大政奉還(1867年)を経て、明治政府の大きな課題は税収入の確保でした。当時の税収 の柱は地租(地価の3%)でしたが、軽減の要望が強まったため、政府は税の公平を期 し消費税の導入を図りました。タバコは江戸時代から藩ごとで課税されていましたが、 明治政府もこれに着目しました。その背景には、たばこが既に広く一般に流通しており 、課税の対象となり得る産業としての基礎が形成されていたという状況があります。 以来、タバコは間接税として国の重要な収入源となりました。税収に占める割合は大き く、敗戦後の窮迫していた国家財政のなかでは、たばこが担った税収は国家収入の20% 近くとなった時期もありました。現在でも約2兆円の税金がタバコ税として収められています。

ニコチン依存症が確実なタバコ消費を支え、それが安定した税収につながる図式が明治 以来の日本にはあります。「明日の健康より今日の税収」これが国や地方自治体が、禁 煙対策に及び腰になる一つの理由です。









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