用語解説


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■タバコと似たものはなに?
中学生の喫煙調査(1988年)から初めてタバコを吸った時の動機と、現在なぜタバコを 吸い続けているかを多い順にみると、最初は面白くて刺激的(44%)、人や友達の真似 (38%)、大人の気分を味わいたい(31%)ですが、現在吸っている理由は、気分爽快 、満足感(31%)、吸わずにいられない(28%)、気分を落ち着けるために(28%)でした。喫煙は、「最初は好奇心で始め、今はニコチン依存症でやめられない」という図式が見えてきます
タバコとニコチン依存症の関係は、なんとなく麻薬に似ています。若い人達をタバコの 害から遠ざけるため、アメリカでは未成年者の喫煙に対しては麻薬と同等の厳しい態度で対応し、売る事自体が困難になっています。
ちなみに、大人の喫煙者の1/3以上は医学的手助け(治療)がなくてはタバコを止める事ができない、重症のニコチン依存症であると考えられています。

中学生の喫煙調査グラフ