4.脳卒中とまぎらわしい病気、病名

 脳卒中と症状が似ていたり、脳卒中の原因となる病名と呼び方が似ていたりして、うっかりすると脳卒中と思い込んでしまう病気があります。

過去にどのような病気になったか(既往歴)は、あらたな病気の治療のときに重要な情報となります。
その既往歴が間違っていると、治療方針に悪影響を与えかねません。脳卒中と間違えやすい病名を以下に示します。

1)似た症状があり、病名もまぎらわしい:慢性硬膜下血腫、腫瘍内脳出血、外傷性脳出血、外傷性くも膜下出血
2)脳梗塞があると言われる場合があるが症状はない:無症候性脳梗塞
3)症状がなく偶然見つかる、時に手術をすることがある:未破裂脳動脈瘤

脳卒中?・・・と疑う前に


知れば防げる脳卒中

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